またまた公園内でのこと。最近は樹に誘われてあっちこっちで鑑賞しつつもやはり大体の流れはランニングコースを進んでいる。そして連日「あ、香るな」と思いつつ、つい誰か何か食べているのかなとその辺りを見るが人影なし、なのも当然でその方は立ち入り禁止エリアになっていて、ただ同じことを感じる場所がある。
あぁあの匂いに似ているな・・ パルチータ・・ これはパッションフルーツで熱帯地域の果物。わたしの鼻がおかしいのかそれとは違うのかもしれないが五感の記憶というのが甦る。ずいぶん前南米にいたころに食べたり飲んだりしたあれだ。それは見た目深い紫色(プルーンっぽい色)した照りのある丸い形をしていて、中はとろっとした黄色い果肉の中に小さめの黒い種が散らばっていて噛むとプチプチして甘酸っぱい味。暑い中口にすると、甘い<酸っぱい ので身体にしみわたりスッとリフレッシュになり美味しかった。なんという名前か忘れたが坂途中に、確かシルエラという名のお店の前に白い軽トラが停まっていて、そこでおじさんがパルチータを潰してジュースにして売っていた。縦長の大きめのタッパに入れてくれてたっけ・・
今は寒いので口にしたら酸味でさらに身体が縮こまりそうだが、夏にはもってこいな味覚だと思う。と少しだけタイムスリップしつつ足元の枯れ葉にヒキガエルがいないか(既に2回遭遇、、)気にしつつ歩いていた。にしても何の香りだろう。タイサンボク?あれは花が咲いた時かな・・
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