以前から気になっていて遠目にはあまり変化がわからない朽ちていっている(と思い込んでいる)樹を見る。立ち入り禁止エリアなのでどんな風なのか分からないが、その二本が葉を茂らせている周りの木々と違う存在感があって目がいくのである。
朽ちるという意味は、腐って形がくずれたりぼろぼろになったりすること、とあって、人に対してはむなしく人生を終えるとか、世に出ることなく朽ちる・・などの意味合いで使うようだ。何だかマイナスな事でさみしい印象をもってしまう。ただこの樹を見ていると、朽ちるというのは自然にそうなっているだけで、世に出るとかむなしいとか全く関係のないことで、もちろん人に対して例えての使い方だけれどなんとなく樹の気もちになってみたりする。朽木はここではカットし木々を組み込んで置いておくことで、ほかのいきもの達の生態を助けるのに使われているようだ。なにかを生みだすのに変化している。
この樹を何度みても、やはり遠目に周りの木々と違う存在感があって時を経てこのように変化したありさまを見ているようで、と同時にわからない程度に徐々に終えていくのかと頭をかすめる。これも自然なんだな。
暗い?内容になってしまった・・(更に書きたいことはあるけれどやめておこう)
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