今の季節、樹のすがたが見えなくても所々でキンモクセイのいい香り(苦手な人もいる)が漂っている。秋の気配。同僚と子どもの頃トイレ芳香剤でこの花のがあったよ、という話しから今は香水としてあるといった香りの話しになった。バラ、ムスク、イランイラン、ラベンダー、レモングラス・・
花の香りは虫さんたちに受粉してもらうのに香りの元を気化させて(漂わせて)寄ってもらうとある。でもこのキンモクセイは短期間で花を咲かせるためにアブしか寄りつかないらしく、蚊も嫌うので蚊よけになったりするみたいだ。ふと最近の公園にあるキンモクセイを思った。それには確かにチョウやほかの虫などはいなくて、唯一の蜘蛛一匹が巣を張っていた。ということはアブしかこないとなると狙い撃ちなのかな。あの蜘蛛さんは知っているのだろうか・・(後日くもの巣を見たらキンモクセイの花弁でオレンジになっていた、、)
と、花の香りが一応ひとも虫も好むいい香りでよかったと思う。もし人には不快で虫にはいい香りだとなるとまず人が植えないとは思うが、好むということで植物、虫、人で一環しているように思える。
自分はヴァーベナ、フランキンセンス、ジャスミン、ローズが特に好きでときどき嗅いだりするが、眠気のある時にはほっととするミントティを飲むと同時にスティックのミントの香りも吸い込む。今のこと。
(寝よう)
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