最近のこと、散歩中 道にザリガニがいたらびっくりするだろうな・・と思いつつ、その日はここからそこの茂みにある小道へ行ってみようと踏みこんでいた。と、二歩くらい進んだ際、蜘蛛の巣に引っかかって思いのほか強力な張りの跳ね返りをうけた。見えてなかったがこの小さな抵抗に蜘蛛の存在を知り、少しだけしまった、、っという思いをもった。ちょっと苦手だったから・・
蜘蛛の糸は一本だけ枝から垂れ下がり、その先には落ちそこねた葉っぱがくっついて風でゆらゆらしているのを時々見て、葉には感情はないけれど妙な共感というか気になる光景になっていた。こういった一本の糸もあれば、樹から樹へと広範囲のネットを広げているのもよく見かけた。見るたびにこの最初の一本はどうやって渡すんだろう・・と思っていた。今回糸の抵抗力を身をもって感じたので(ちょっと大層)どうやってるんだろうと調べてみると、一本目は糸を出したら風まかせにひっかかるのを待つのだとあった。そうなんだ・・
そして横糸には粘りがあるということ、蚕の糸(シルク)より強固なうえ、伸びがあるので服の繊維として研究されている(記事が5年前だったのでその後どうなったのかわからない)、糸は口や尻からでなくお腹に糸作りの液があってそこから出されていること、蜘蛛の種類によって張り方も違うとか共食いするとか・・初めて知ることができた。じゃあ あれらの巣ができるのにどれくらいの時間がかかったんだろう、蜘蛛の種類、どれくらいの量を食べたら生きていけて、寿命は・・などギモンがわいてくる。
いずれにせよ、同じように目があって足があって獲物を得るための巣をつくって食べて、生きているんだなと再確認する。でもやっぱり触れないしちょっと苦手。なんでなんだろう・・
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