三月って…

生活

最近のじかんの流れがはやい。カレンダーを見てもう四週に入っていることにあぜんとする。仕事内で急に人がぬけていそがしくなる日が続いたり、人事異動がきまって引き継ぎがほぼない現場と知り(当事者ではないが)不安になったり、学校生活での節目にあたり、終わりと始まりの準備に追われている。

外は寒さがもどり、今日はきのうのみぞれが降ったほどではないが手足が冷える空気となっている。あたまとからだが少しの緊張と冷えでかたまってくる。

こういうとき、出勤途中の信号待ちで空を見る。うすいあおぞらに少しの雲。毎回ちがう景色だが、いつもそこに空が変わらず広がっていることに気持ちがおちつくと同時に深呼吸をする。あまり考えないように青信号にかわった1秒をふみだして行く。

じぶんにとって三月はおわりと別れのきせつ。今期はつらかった。寒さと暖かさをくりかえすのとシンクロしてめまぐるしい生活での精神状態が翻弄されていく。ただ、草花や樹木は、いつもどおりだよ、というように葉をだし芽をつけ花を咲かせて、導くようにときのながれを見せてくれる。ほっとする。

一輪のラナンキュラスを部屋にかざって、内でもきれいな自然をみることにした。

 

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