自然

朽ちる

以前から気になっていて遠目にはあまり変化がわからない朽ちていっている(と思い込んでいる)樹を見る。立ち入り禁止エリアなのでどんな風なのか分からないが、その二本が葉を茂らせている周りの木々と違う存在感があって目がいくのである。 朽ちるという意...
自然

雨の音 静かに樹々が濡れている 静かに蝉になって、静かに栗が落ちて、静かに銀杏の葉がゆれて、雲が動いていく 人の声がする
生活

陽の傾きが雲に潜り込むと、両者によってきれいな風景がつくり出される。その時間は通りがかりの人も足を止めて見上げて魅了する。ちょうど動く絵画のようだがそういうのに収まるはずがなく、偶然の美を眺めて「静」なる動きを感じる。としているうちにカラス...
生活

またね

やっと会えた久しぶりのて*ちゃん。以前より元気がなかった。あなたとはちがうことばで伝わっていると思ってる。 がんばって生きていてね、と思ったけれどすでにがんばってるというか、そのままの自然体で生きている。ありのままを見せてくれているんだよね...
自然

風のベンチ

公園内の少し小高いところに二つのベンチが並んでいる。この地域に住んで六年が経ったが、そこのベンチに小さなプレートがはめ込まれていることに気づかないでいた、というかここに座ったことがなかった。何となく誘われる感じでそのプレートに書かれている文...
生活

見る

見えない それは見えないと思っているからだろう 見ない それは見たくないと思って省いているからだろう 見ている それは興味があるから ある先を見たくなるが転換させる 暗くなってやっと見えてくることがある はたして本当に見えているのだろうか…
自然

カラス

いつも目にしていつも何言ってるんだろう(鳴き方が色々あるから)と、自分にとっては興味深い鳥、カラス。大抵の人からも良くも悪くも身近な存在だと思う。体も目も黒くて又この夏はさぞかし暑いだろう、口を開けているのは体温調節だそうだ。街で見るのはハ...
芸術

絵画鑑賞

国立西洋美術館がリニューアルしていると最近聞いたので、久しぶりの上野へ向かった。近代建築家の巨匠のひとり、ル・コルビュジェの館はきょうも落ち着いて待っている感じだった。 最近の施設では予約チケットで入れるので楽だし、またイヤホンで説明も聞く...
ひと

樹の根っこ

心身リラックスできることもあって公園内を放浪するのがすっかり習慣となった。といっても週末が中心だが、最近では雨が降らなかった、夜にかけて涼しいのを理由にちょっとだけ行こう…と、仕事の疲れを外に放出させる。 たくさんの樹の中で幹の数と同じよう...
自然

夕空に包まれて

ニュースにも出ていたが、一昨日の夕空はきれいなやさしい色が広がっていた。思わず写メを構えている周りにも同じようにそらに向けている人がいた。あの中を飛べたら(鳥だったら4原色で認識できるとあるからどう見えるんだろう、もう飛ぶ時間でないけれど)...